小説
キリトのばーか!
「っわ、ちょ…揉むなぁああああ!!!」
ゆっくりと動く手は俺のあそこを服越しに揉みしだく。
大声を張り上げ様が足を精一杯動かそうがキリトと俺とは天と地程の力の差があるわけで…
俺だってそれなりに強い筈なのにな!
「っん…あ…!」
うわあああああ変な声出たしいいいいい!!!!
やばい恥ずかしくて今なら死ねる!
穴があるなら入りたい!!
…と、その時
プルルル
「っ、」
電話を知らせる着信音が部屋に鳴り響く。
俺はここぞとばかりに音の鳴る方へ目線を向ける。
っつーかキリトの部屋に付属されてる内線電話じゃんか!
「ほ、ほらキリト電話!電話鳴ってるから!」
「…チッ」
今舌打ちしたよな!?
「…あ゛? 用件をさっさと言え」
俺から離れたキリトは電話に出たんだけど…言葉遣いが荒いんだよなキリトって。
一応キリトは戦闘員育成協会の会長だから色々とやる事もあるし必然的に忙しいわけで…
だから俺に構ってる暇とかないと思うんだけどな!
「…ん…?何、こ…れぇえええ!?」
俺はテキパキと乱れた服を整えているとふと書類が山積みになったキリトの机から落ちた紙を手に取った。
…そこに書いてあったのは…
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人事異動書
此れより下記の者を無期限で以下の
場所で勤務させる事を任命する。
ルカ=アルカフィクス
核=coreへと明後日より勤務。
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「…うるせぇぞルカ…ああ、それか。それ見たから全部分かっただろ。つー訳で明後日からそこに行け」
…なんつー適当な…!
「嫌だよ!こんな所初めて聞いたし!」
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