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ふ だ ん し
 






「108番の奴、前に出ろ」



会長のその一言に辺りはシーンと静まり返る。
そして俺は只今パニック中である。
は?108番?俺? …………。
ないナイ無いナイないナイ無い!
ありえない!
違う聞き間違えだ。
そうそうクリームソーダ!
ハッハッハッ!会長の口から反対にしたらヤオイになる番号なんて口に出す筈がない!
これは夢だ、夢。
平々凡々に暮らして来て、尚且つ慎ましやかに腐男子生活を送って来たこの俺がこんな貧乏クジを引くはずがない。
そうだそうだクリームソーダ!

この時の俺はかなりパニック状態に陥っていた。
だから気付かなった。



「108番以外、全員立て」



だなんて言っていた事に気が付かなかった。
そして俺以外の生徒が全員立っていた事にも気が付かなかった。
気付いた時には全員に見られていた。



「な、なんじゃこりゃぁぁあ!?」



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あきゅろす。
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