父と息子 誕生日 18時を過ぎても、まだ帰ってこない。 学校はとっくに終わってるはずなのに…。 大事な日だとゆうのに…また、友達と遊んでるのだろうか。 「お父さん、ただいま〜」 そんな事を考えてると玄関から真守の声が聞こえた。 「おかえり、真守。汗かいてるな…今日もサッカーしてたのか?」 「うん、そうだよ」 「少し、時間が遅いとお父さんは思うけどな…」 「ごめん、お父さん」 「まあ、次からは気をつけるんだぞ。さあ、先にお風呂に入りなさい」 「は〜い」 一人息子な事もあり、厳しくは叱れないでいる。 真守はこれから先、何が起きるかを知らない。 私は悪魔だろうか…。 [*前へ][次へ#] |