今日もあなたを想います。
Shot 2
4限の授業終了のチャイムが鳴る。
同時にざわつきだす教室内。
お弁当の時間だから?
にしては、いつも以上に騒がしい。
「香月!」
『瞳どうしたの?』
何故か興奮している。
しかも目が輝いている。
「先輩が…仙道先輩が来てるの!」
『何で?』
「わかんないけど、越野先輩も一緒にいるの!」
だからか。
クラスがこんなにざわついてるのは
その2人のせいって訳だ。
『相田くんに用事あって来たんじゃないの?』
「いや、それが…ちょっと違うみたい。」
『…?』
「松本さん、ちょっとええか?」
瞳の言葉は意味不明だし
何故か、相田くんに呼ばれた。
『どうしたの?』
相田くんの側に行くと、やっぱり仙道先輩と越野先輩がいた。
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