今日もあなたを想います。
Shot 3
「香月なに書いてるの?」
『ん?入部届けよ。』
「入部届けって、何の?」
『もちろんバスケ部の。』
「「……」」
学校に来た唯と瞳は、互いの顔を見つめ合い言葉をなくした。
香月がバスケ部に入部?
「冗談?」
『そんなわけないじゃない。』
「どういう風の吹き回し?」
『アイツがあんな事言うから。』
「アイツって、もしかして幼馴染みの流川くん?」
『そう。』
また、唯と瞳は互いの顔を見つめた。
「流川くんに相談したの?」
『うん。』
「何で?」
『なんとなくかな。』
何となくなんかで相談なんてしないだろう。
そう唯と瞳は思った。
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