今日もあなたを想います。
Shot 4
「香月早くいかないと怒られるよ。」
「次、移動教室だって。」
『あ!そうだった。ちょっと待ってよ。』
まだ準備も出来ていない私を置いて、瞳と唯はそそくさと教室を出ていった。
「俺らもはよ行かな怒られるで。」
『そうだね。』
準備を同時に終わらせ
次の教室まで走った。
部活で鍛えてるだけだけあって
相田くんは、思ったより速かった。
でも、私も負けてない。
「間に合ったな。」
『良かった…。』
「松本さん、足速いんやな。」
『まあね。』
教室にチャイムぎりぎりで入った2人の直ぐ後に、先生が入ってきた。
見た目は、温厚そうな少し年のいった男性教師。
ただ、
キレた時の彼は
全く別人のようになるのだ。
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