夢 Long Novel 029 『おはよう。』 朝練とは何て面倒くさいのだろ。 朝早く起きて、こいつらのサポートをする必要があるのか? 部室には既に何人か来ていた。 「香月、昨日何時まで残ってたんだ?」 『8時。』 「はぁ?まじかよ。一言いってくれたら手伝ったのによ。」 『……。』 選手に手伝ってって 頼めって言うのか宍戸よ。 そりゃ無理だろ。 だったら声をかけてくれ。 「おい、どうした?」 『いや、何でもない。』 宍戸はきっと悪気はないんだよな。 ただ純粋に思ったこと言っただけなんだよね。 『あれ?跡部遅くない?もしかして寝b…――』 「俺様が何だって?アーン。」 『いや何も。』 「…朝練始めっぞ。」 その一言で皆は練習を 私はドリンク作りを開始した。 [*前へ][次へ#] [戻る] |