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夢 Long Novel
024



誰が辞めるもんですか。

あんな事言われたんだ。
意地でも辞めない。

大体、何も怖くないって、
あんな人達なんて怖くないっつーの!



『にしても、あぁいうのがこれから増えるんだよな。』



2回と立て続けに起きたことを思い出す。
まぁ!
こんなので挫ける私じゃないんだけどね。



「こんな所で何してるんだC〜?」

『あれ?芥川くんじゃん、どうしたの?』



まさか見られてた?
でもそれはないか、だとしたら助けてくれるだろうしね。



「俺は昼寝しに来たんだC〜。」

『そっか。』

「香月も一緒に昼寝する?」

『しないよ。てか、いつから名前呼びになったの?』

「だって名前の方が呼び易いC〜。」



そんな理由か。
なら、まあいっか!

でも、髪の毛といい笑顔といい
眩しいな、おい。

そんな可愛らしい笑顔
私も欲しかったよ…芥川くん。



「そうだ!香月も俺のこと名前で呼んで欲しE〜。」

『なんで?!』

「だって、これからテニス部の一員だC〜。」



テニス部の一員か…

それが厄介なんだよね。
でも仲良くなりたいって思うし…

別に良いじゃん。
周りに何と言われたって、私は私がやりたいことをすれば良いんだから。



「うん、じゃあジローちゃんって呼ぶね。」



皆ジローって呼んでるし
私は少し変えてもいいよね。

呼んだ後のジローちゃんはすっごい笑顔で

嬉しいC〜!

なんて言いながら
気持ち良さそうに眠りについた。




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あきゅろす。
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