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短編
4


ナカにあった俺のモノを全部掻き出して、お湯で綺麗に濯いで完了。
全部終わった頃には、アキはグッタリして壁にもたれかかっていた。

「はぁっ、ぁっ…はっ…!」

顔は見えないけど耳が赤くて呼吸も荒い。もしかして、と思ってそっと前に手を伸ばす。

「っ、アキ…勃っちゃった?」
「ぁっ…」

後ろからアキ自身に触れる。愛らしいそれは、処理した時の刺激で緩やかに首をもたげていた。

「こっちもやってあげるね」
「ゃっ、いらな…って、何か当たってる!何でお前まで勃たせてんだよ!」

アキが後ろを振り返りながら、顔を真っ赤にして怒鳴る。

実はシャワー室に入った時から俺自身はすでに反応しかけていて、今では完全に勃ち上がってアキのお尻をぐいぐいと押し上げてしまっていた。

「だ、だってアキが可愛くて……ね、もっかい……」
「ざけんなっ!誰が…」
「入れたりしないから!一緒に…」
「うぁっ…」

アキと身体を向かい合わせにして、自身と自身をくっ付ける。両手で二つ同時に握り込んで、緩やかに抜き始めた。

「ゃっ、こんなっ…」
「気持ち良い…?」
「ふ、ぁっ…!」

口では嫌がっているけど、気持ち良くって仕方がないって顔をしているし、無意識に腰が揺れてる。

(っ、可愛い……)

アキの表情を見るだけで、自身がさらに大きくなる。堪らず、無防備に曝されたアキの乳首に吸い付いた。

「んぁっ!」

もう片方は指で摘んで、くりくりと転がしてやる。びく、びく、と身体を跳ねさせるアキ。
乳首を弄ったまま自身を休むことなくと抜き上げて、どんどん追い詰めていった。

シャワーの水音に混じって、ぐちゅぐちゅという卑猥な音と、俺とアキの荒い息遣いが響く。

「ぁっ、ぁぁっ…もっ…!」
「良いよ、イッて…俺も……」

限界が近付いて、アキの口から切羽詰まった声が上がる。俺もイきそうだったので、竿を激しく抜いて先端に爪を立てた。

「あぁぁぁぁっ!」
「くっ…!」

俺達は同時にイッてしまった。

二人分の白濁がぽたぽたと床に落ちて、シャワーに流されていく。

力が抜けたのか、アキが床にへたり込んでしまった。

今度こそお姫様抱っこをして一緒に湯船に浸かろうとして、薄く開かれた濡れた唇が目に入る。

「アキ……」

無性にキスしたくなって、ンーってアキの口元に唇を寄せた。

「こ、の…」
「ん?」

アキの声が震えている。次の瞬間、

「調子に乗んなッ!」

バシッていう音が響いて、頭の芯が揺れた。


***

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あきゅろす。
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