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短編
3


脱衣室に駆け込んできた俺を見て、アキの着替えを用意していた真純君がギョッとする。けど構わずに、シャワー室のドアをぶっ飛ばす勢いで開けた。

「アキっ!」
「ッ!?」

中ではアキがこちらに背を向けて、シャワーを浴びながら後ろに指を突っ込んでいた。ナカにある俺の出したモノを掻き出している最中らしい。
苦しいのか感じてしまうのか分からないけど、眉を寄せて唇を噛み締め耐えるような表情をしていたのが、俺を見ると驚いたように目を見開く。

「なっ、入ってくんなって言っ…!」
「だって、俺がナカに出したんだから、俺が最後まで責任持って処理しないと…」

ずかずか中に入るとにわかに焦りだすアキ。

「い、いらねぇよ!自分で…!」
「自分じゃ奥まで届かないよ。俺、いっぱい出しちゃったし」
「だっ、んなこと…ぁっ…!」

逃げようとするアキの身体を壁に向けて押し付けて、後孔に手を伸ばした。そこから零れた白濁が足を伝うのを見て自身が暴走しそうになったけど、堪えてその窄まりを指でなぞる。

「んっ…!」

それだけでぴくんって反応するアキ。そのままゆっくりとナカに指を潜り込ませる。さっきまで俺自身を銜え込んでいたそこは、難なく二本の指を飲み込んだ。

少しずつ、少しずつ指を動かして、ナカの白濁を丁寧に掻き出していく。

「んっ、んぅっ…!」

始めは嫌がっていたアキも、諦めて大人しくされるがままになっていた。それでもやっぱり恥ずかしいのか、せめて声を上げないようにギュッと目を閉じて、歯を食い縛っている。

必死に堪えてるアキも可愛いなぁ…でも、ちょっと啼かせてみたいかも……。

(っと、いけない)

にやけそうになる顔を引き締めて、ナカに埋めた指に神経を集中させる。ちゃんと処理してあげないと、辛いのはアキなんだから。

しばらくそうしていたけど、とうとう耐えきれなくなったのか、アキが焦ったように声を上げた。

「んっ…も、いいからっ…!」
「ぁっ!ダメだよ、じっとしなきゃ…!」
「ひぁぁっ!」

アキが身体を捻った瞬間、指が一番感じる所を引っ掻いてしまった。途端に高い悲鳴を上げて、大きく背中を仰け反らせる。

「ぁぁっ!ゃっ…ひぅぅっ!」
「あ、アキ…動かな…!」
「んぅぅーっ!」

まだナカに残っているのを掻き出したいのに、アキが快感から逃れようと動くから上手くいかない。良い所ばっかり擦ってしまって、その都度びくびく跳ね上がってしまうアキの身体。

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あきゅろす。
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