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櫻井家の食卓
オマケ2


ニヤッと笑って文弥の自身に手を伸ばす。まだ一度も触れていないそこはすでに勃ち上がっていた。

「キスだけでこんなになってるのに?」
「ぁっ、ゃぁぁ……!」

意地悪く言いながらスリスリと撫でてやると、文弥はもどかしそうに身体を捩った。

「ゃっ、かける…ちゃんと触って……」
「はいはい」

あんまり苛めると後が怖いので、すぐに前を寛げて自身を抜いてやった。待ち望んだ快感にそれは嬉しそうにぴくぴくと脈打つ。

「ぁっ、んんっ!ふ、ぅっ…!」

声を聞かれたくないのか、文弥は顔を真っ赤にして両手で口を塞いでいた。

「声、我慢するなって」
「や、恥ずかし……ひぁぁっ!」

反論させない、とばかりに無防備な後ろに指を差し込んだ。先走りで濡れたそこは二本の指を難なく飲み込んでいく。
素早くピストンしてやると、文弥の口から高い喘ぎ声が漏れた。

「ぁっ、ぁぁぁっ!ゃっ、ひぁぅっ!」
「エロ……」

敏感なしこりをコリコリと弄ってやれば、もう声を我慢する余裕はないみたいだ。

強過ぎる快感に無意識に逃げようとする身体を押さえ付けてそこばかり責め続けると、やがて文弥の足ががくがくと震え始めた。

「ぁっ、ぁっ…!も、イッちゃ…!」
「指だけで?」
「ゃぁっ!やだぁっ!」

からかうように言ってやると、文弥はぽろぽろと涙を零しながらいやいやと首を振る。

「ぁっ…かけ、るぅっ…!お、ねがっ…!」
「分かった。でもちゃんと文弥の可愛い声聞かせろよ?」

そんなに可愛くおねだりされると俺も我慢ができない。
前立腺を思い切り押し上げて、自身の先端を軽く引っ掻いてやった。

「ッ、やぁぁぁぁっ!」

一瞬身体を強ばらせた後、文弥はびくびくと震えながら欲を吐き出した。溢れた白濁が文弥の腹や胸を汚していって、その光景は……かなりヤバい。

「文弥……」
「はぁっ、ぁ…ん……」

荒い呼吸を繰り返しながら、焦点の合わない瞳で見上げてくる文弥。

あー、もう限界。

「俺も気持ち良くさせて……?」
「んっ…うんっ……」

俺は流行る気持ちを押さえて、再び文弥に覆い被さった。


***


「……で、この後家に帰った文弥はキスマークを見付けられてお仕置きされる、と……二人の恋は前途多難だな!」
「ゆうじぃぃっ!だから書くなって言ってんだろぉぉっ!しかも俺はこんなに乙女じゃねぇぇっ!」
「うわー、これは想像以上に恥ずかしいなぁ……」


*END*

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あきゅろす。
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