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櫻井家の食卓
6


少しくせのある黒髪に吊り上がった目。不機嫌そうな顔をしていますが保智に負けず劣らずの美形さんです。

そして、彼も何故か頭にピンッと立った黒い猫耳、お尻に艶々の尻尾を生やしているのでした。

「お前も!?」

文弥は頭の中がパニックになるばかりです。

すると保智が起き上がって(アソコを露出したまま)、黒髪の青年を睨み付けました。

「いってぇー!何するんだよタマ!」
「えぇっ!?た、多摩ぁっ!?」

なんと、保智だけではなく櫻井家の黒猫、多摩まで人間になってしまったようです。

多摩(?)らしき青年は冷めた視線を下半身丸出しな保智に向けました。

「ふん、人間になっても全然変わらねぇな。年中盛りやがって」
「だって、せっかく人間になれたんだから、フミヤさんとエッチしたいって思うのがフツーだろ!」

フツーじゃねーよ!……文弥が心の中で叫びました。

多摩はちらりと文弥(こちらも下半身丸見え)に視線を移して、

「まぁ、そうだな」

あっさり納得しちゃいましたよ。

「なら、俺も混ぜろよ」
「はっ!?ちょっ……!」

いきなり文弥に覆いかぶさって、首筋に顔を埋める黒猫ヤマ……多摩。焦る文弥。

「まっ…多摩っ!お前まで何言って……んんっ!」

首筋を強く吸い上げられて、ピリッとした痛みが走りました。どうやらアトを残されたようです。

文弥が怯んだ隙に、多摩は彼の両足をつかんで左右に大きく広げました。

「やっ……!」
「ああっ!ズルいぞタマ!俺がフミヤさんに挿入れようと思ってたのに!」
「お前のアホみたいなデカさのを先に突っ込んだらフミヤがキツいだろ。俺が先にヤッて慣らしてやる」
「むぅ……分かった」
「いや納得するなよ!ひっ、ぁ…!」

多摩は自身を取り出して数回抜くと、保智の唾液で濡れた文弥の後孔にあてがいました。
そして文弥が止める間もなく、ゆっくりとそれを埋めていきます。

「ぁっ、くぅっ…ん…!」
「は、すっげ…全部入った」

多摩は感嘆したように息を漏らすと、文弥の腰を掴んで揺さ振り始めました。

「ぁっ、ぁぁっ!ゃっ…多摩っ、やだぁっ!」
「何が嫌なんだよ……こんなにヨガってる、くせにっ」
「ッ、あぁーっ!」

ズンッと深く突き上げられて文弥が顎を反らせます。強く打ち付けられる度に、自身は先走りを零しながらふるふると震えてしました。

「っ、美味しそう……」

それを見てごくりと唾を飲み込む保智。ヨダレが……。

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あきゅろす。
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