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短編集・読み切り



「あっ…もう早くしろ、バカっ」

「わかったってば…」


 思い通りの反応をしてやるのは悔しかっ

たけれど、このまま帰るなんて出来るわけ

もなくて島崎の後頭部を股間にグイグイと

押し付ける。

 島崎はそんなオレを宥めながら先端にキ

スして、今度こそゆっくりと深くまでオレ

のチ●ポを咥えこんだ。


「ぁっ…」


 生温かい口内の粘膜がチ●ポをゆっくり

と包み込む。

 拙いながらも先程まで刺激していた場所

は覚えているのか、口に含んだまま舌で擦

る。

 その度に膝が小刻みに震えて島崎の頭を

股で挟み込んだ。

 生温かい口内にすっかり包まれて裏筋を

撫でられるのも堪らない。

 股で島崎の頭を抱え込むようにして腰を

少しだけ揺すると、島崎はすっかり唾液ま

みられになったオレのチ●ポを離した。


「これじゃ、しにくいよ。

 机の上に横になって」


 島崎が隣の机を引き寄せたから、2つ並

べた机の幅は縦に使えばスペースは確保で

きている。

 仕方なく体の向きを変えてその上に寝転

がると、オレの正面に島崎は移動してきて

今度はオレが促す前にチ●ポを呑み込んだ。

 島崎の唾液に濡れながら屹立するチ●ポ

はテラテラと光りながら淫猥に揺れ、再び

生温かい口内に包まれて震える吐息が溢れ

る。

 膝で島崎の頭を抱え込む代わりに股を開

いて股間に顔を埋めている島崎の髪に指を

潜らせるとやんわりと押しつけるようにし

ながら腰を揺らして続きをせがんだ。

 それに応えるように島崎の掌が玉袋に伸

びて揉み始め、同時にチ●ポの裏側を舐め

上げる。

 ゾクゾクとした快感が背中を撫で、欲望

を吐き出してしまいたい下半身がもっと強

い刺激が欲しいと訴えて揺れた。


「島崎っ、もう、あっ、吸って…っ」


 島崎が擦って扱いてくれたなら、それだ

けでもう放ってしまえる。

 イキたくて揺れるチ●ポの先を島崎の口

の粘膜に擦りつけて強請った、


「ひもひひひ(気持ちいい)?」

「咥えたまま喋んな…っ」


 そんなことわざわざ聞かなくたって勃●

チ●ポをしゃぶっているのだから分かるだ

ろう。

 無駄口叩くなと軽く喉の奥を突いてやる

と一瞬苦しそうに顔を歪めた島崎は、それ

以上の問いはせずに唾液と一緒に啜り上げ

ながら竿を扱き始めた。


「あっ、あぁっ」


 イかせる為の直接的な刺激はダイレクト

に腰に落ちて熱を燻らせていたチ●ポは解

放の時を待ちわびて島崎の口内の粘膜を擦

る。

 さわさわと内腿を撫でる島崎の手にも快

感を増長されながら、自慰とは違う感覚に

体はあっけなく追い立てられていく。

 もう余計なことは頭から消えて、裏筋を

擦りながら扱く島崎の手に呼応するように

腰を揺らし、唾液と共に吸い上げる唇に全

てを委ねた。


「あっ、イクっ、イクッ…!!」


 突き上げたい衝動に腰が動き、島崎の喉

の方へと先端が向かう。

 間もなく島崎の粘膜に包まれて精●が迸

った。


「んっ…」


 一度では吐き出しきれなかった分を、動

きを止めていた島崎の手に自分の手を重ね

て扱きながら吐き出す。

 それを綺麗に放ってしまってから、ぐっ

たりと体を机の上に投げ出した。





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あきゅろす。
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