悪魔も喘ぐ夜 * 「麗、触るよ?」 「うん…」 キュッと俺の肩を掴む麗の手に力が籠 る。 緊張で硬くなっている麗の姿にやはり歳 相応の男の子だな、なんて心の中で少し笑 った。 「大丈夫だから、力抜いてていいよ」 左手を背中に回して麗の背中を撫でなが らその耳に囁き、自分の右手を繰り返し舐 めてたっぷり唾液を纏わせる。 その手で麗の小ぶりなものに触れて先端 からくびれ付近を中心に掌の唾液を擦り込 ませていく。 「んっ…」 腕の中で麗が震える。 触られて驚いたのか、与えられる刺激に 体が反応したのか。 [*前][次#] |