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悪魔も喘ぐ夜
*


 麗はさっそくスポンジにボディソープを

つけて泡立てた。

 ボディソープの香りがして、スポンジで

背中を撫でられる。

 くすぐったい。


「麗、もうちょっと力入れて」

「こう?」

 ゴシゴシゴシッ

「いたっ…それは痛い」

「じゃあこのくらい?」

 ゴシゴシ

「うん。そのくらい」

「このくらいだね。ぼく覚えた」

「えらい、えらい」

「わーい。

 じゃあまた一緒に入る時はぼくがお兄ち

 ゃんを洗ってあげるね」





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あきゅろす。
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