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悪魔も喘ぐ夜
*


「ぁっ…!どこ触って…!」


 顎を掴んでいた手が離れたと思ったら制

服越しに躊躇なく股間を揉まれてしまう。

 周囲ではまるで何もないように授業が続

いているのに、腰が浮くような刺激が制服

越しに与えられて焦る。

 あくまで授業中だから大きな声は出せず

に小声で抗議したら犬歯を覗かせてクロー

ドは哂った。


「うん?俺の舌を食いちぎろうとしたお返

 しや。

 俺に反抗したらどうなるか…ちゃんとそ

 の体に教えてやらな、なぁ?」


 “授業中に股間揉まれて気持ちようなる

変態やってバレたくないやろ?”

 おじいちゃん先生の声をBGMにしなが

らクロードはそう耳元に囁いてクスクス嗤

った。

 そしてそのまま耳の淵を舌で舐められて

ビクッと肩が震えた。


「ちがっ…。

 さっき、キス、したから…っ」


 唾液のせいだ、と言いたかったのにクロ

ードはそんな俺を鼻で笑う。


「ふーん?

 授業中にキスされて股間揉まれただけで

 勃起してまう変態さんなんや、駆は?」


 わざと意地の悪い言い回しをするクロー

ドの声に唇を噛むが、股間を揉んでいた掌

が離れ股間のテントを強調するように両サ

イドの布地を指で押すと普段ではありえな

い膨らみがそこに出来ていた。


「……っ!」





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あきゅろす。
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