ギャグ小説 6時30分 俺は身支度をし、下の階へと降り、食卓につく。 「あら。おはよう、りゅう♪ご飯、もうちょと待っててねー」 「はいはい」 母さんの「ちょっと」は“ちょっと”どころではなかった…。 なぜなら……。 もう、1時間も過ぎてるからだ!! 「いや、遅いだろ!!遅すぎだよ!!!これだったら、“うさぎと亀”に出てくる昼寝してるうさぎだって追いつくわ!!」 「あら。ごめんごめん。はい、ご飯♪」 差し出されたのは、グシャグシャの目玉焼きとご飯、牛乳だった。 「いや、何これ!!??目玉焼き、普通じゃないよね!!?? つか、あんなに時間かけてこれ!!!?? どんな料理すればこうなるんだ!!!!! 卵をなんだと思ってんだよ!!!?? こんなことしちゃ、いかんだろうが!!!」 「まー、まー。りゅうくん、食べてみなさいな♪」 アーンと差し出された目玉焼き。 「いや、自分で食う。」 ぱくっと、一口。 「ぎやややゃゃゃ!!!!不味味っ!!!!!どういう料理したら、こうなるの!!!??」 「え〜、なんでって……。 これが、私の愛情料理だから☆うふっ♪」 「うふっ。じゃ、ねーーよー!!! これじゃ、鶏が可愛そうだろうが!!!! (鶏と農家の人達、すみません!) てか、これ愛情じゃないよね!!??? まるで、死んでって言ってるのとおんなじだから!!!」 不味い朝ご飯をしぶしぶ食べる。 (何回か死にかけたが 牛乳を飲み干し、玄関へと向かった。 もどるか?行くか! [戻る] |