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ギャグ小説
占いの結果って意外と当たるよね
「えっと・・・、じゃあまず何を占いますか?今日の運勢?天気予報??恋愛運、友情運???イメージカ」
「長い。」
「あ、すみません・・・。じゃあ、何を占うんですか?」
「・・・お勧めとかないの?」
「うーん・・・」
上野はちょっと困った様子で考えていた。
1分たって口を開く
「じゃあ、今日の天気予報とか!」
「お前はお天気おねえさんか!!違うだろ!!!!」
「うぅー・・・・、すみません!」
「あーもー、じゃあ今日の運勢で!」
「わかりました!」
と、上野は今日の運勢を占うために道具を出してきた。
そして、俺に問いかける
「じゃ、まずは琉くんの誕生日を教えてもらってもいいですか?」
「ああ。俺の誕生日は3月9日」
「あっ!知ってます!!レ●オロメンの‘3月9日’っていう曲でしょ!!??」
「ちげーよ!!!!!俺の誕生日が3月9日なの!!
曲名とかじゃないし!!!!ってか、もはや隠し文字にもなってねーじゃんか!!!!」
「まあまあ(笑
えっとじゃあ次は・・・星座は??」
「星座はみずがめ座・・・・じゃないの?」
「えー!?自分の星座も知らないんですかぁ〜?」
「仕方ないだろ!!この作者が星座詳しくないんだから!!!!」
「わかりました〜。じゃあ、血液型は?」
「AB型」
「わー、二重人格ww」
「・・・うるせーよ。」
「じゃあ、はい!」
と上野は俺にカードを差し出してきた。
「これを、どーしろと?」
「このカードから好きなのを一枚選んで取ってください」
俺は上野から差し出されたカードから真ん中のカードを一枚ひいた。
「じゃあ、私に見せてください。
当てて見せます!!!!」
「お前はマジシャンか!
・・・ほらよ。」
スペードの6と書かれてあるカードを上野に渡した。
「へぇ〜、このカードですか・・・・。」
上野はカードを見るなり、ふんふんとうなずきカードを下に置いた。
「えっとですねー、単刀直入に言いますが今日の琉君の運勢は最悪です。
まず、’ろくでもないことに引っかかる・巻き込まれる’、次に‘時間がロスタイム’、そして注意すべきことは‘なるべく巻き込まれないように努力し、時間は時計などをこまめに見て行動しよう’と書いてありますねー。どうですか?どれか一つ当たってますか?」
「ああ、当たってる。まず第一に面倒なことに巻き込まれるは今現在当てはまるし、今この時間で授業へのロスタイムは決まってるしな・・・。
占い、すげーなww」
「・・・それほめ言葉ですか??なんか嫌みに聞こえるんですけど・・・・。」
「んじゃ、俺はここで。じゃーなー」
「あ、はい!
また来てくださいねー!!!!」

もう、二度と行きたくないと思いながら廊下を走って授業時間残り10分前について、廊下でこっぴどく説教されたし、最悪だなとか思いながら廊下で正座してた。
だが、まだこれは前半。
しかも、前半の前半・・・まだ一時間目しか終わってないからこれからのことを考えると頭が重くなってきた・・・・。
はぁ、どうなることやら・・・。
そう思いながら「はああー・・・」とため息をつくと先生から鉄拳を喰らった。
ものすごく痛かった。

もどるか?行くか!

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