推理小説 番外編!つぶやき〜黒服の男より〜 「これで、5人か…。」 私は赤崎さんをはじめ5人の人間を集めていた。 それも、ただの人間ではない。 特別な能力を持った人間なのだ! だが、世間の人間達から見れば、ただの「人」。 だが、私から見ればこんなもったいない人材を集めないわけにはいかない。 なぜなら、世間には生かせていない能力をゲームの上で発揮させてくれるのだから!! だが 「………」 まだ、足りない。 「あと、5人」 10人集めなければ、ゲームはスタートできない。 しかも、10人でないと1人1人がもつ能力を発揮できない。 「………。」 私はジーンズのポケットに手を突っ込んでスケジュール帳と外国版の銀時計を手にとり、針とスケジュール帳を見る。 「…そろそろか。」 そして私は再び歩きだす。 次の人材を収集しにーーー。 fin もどる?*もっと読む?* [戻る] |