推理小説 加納 エイコ 「あーーー、もうやばっ// まるoo君、最高ーーー♪♪」 私は昨日ダビングしていたお笑いのテレビを見ていた。 もちろん今日は平日。 つまり、サボりだ。 今日は調子が悪く、思わず休んでしまったのだ。 だが、調子が悪いのも午前で治り、午後からこんな状態となっていた。 「はぁ〜〜〜。 私もoo君のとこ、行きたいなぁーー。」 だが、今はお金がない上受験シーズン。 当分、行けるわけがない。 「ハァーー」 ため息をついた瞬間だった。 「その願い、叶えてあげましょうか?」 「へっ………」 最後に見た風景は、テレビに映った奇妙な黒服の男の人だった。 「………ここって………」 目を開き下を見ると、ゲームボードが足の下敷きとなっていてーーーー。 私はゲームボードの上に立っているのだと理解した。 もどる?*もっと読む?* [戻る] |