推理小説 華乃 博 「あわわわっ!!ご、ごめんなさい!!謝りますから!!」 「ああ!!??何も聞こえねぇが!?」 「ちゃんと言えごらぁ!」 とある小さな町の狭い通路で喧嘩が聞こえる。 喧嘩してるのは(絡まれているのは)、女っぽい男。 気が弱く、大人しい性格の華乃博(はなのひろ)。 こんな性格なので、こういう喧嘩とかにはもってこいなのである。 「ごらぁ!!」 「ひいっ!!」 大男4人に囲まれ、ものすごく困る。 「はよう、せんかぁぁぁぁ!!」 大男の4人のうち1人が手を出そうとした瞬間 「うおおっ!!????ぐはっ!!」 「・・・・えっ・・・・」 「大丈夫かね?」 おもわず閉じていた目が、開かれた。 そこには、さっきまで囲んでいた大男たち4人が無様に倒れていた。 かわりに、さっき声をかけてきた黒いブーツを着た男が目の前に立っていた。 「立てるかね?」 「あっ・・・。はい。」 男に言われ、さっと立つ。 「あ、ありがとうございました!!」 そう言って立ち去ろうとした瞬間 「待ちたまえ」 「へっ・・・・」 瞬間 めのまえが真っ暗へとなっていって・・・ 目を開けたら 「・・・・・。」 「う・・・嘘だよね・・・?」 自分はゲームボードの上に立っていた。 もどる?*もっと読む?* [戻る] |