推理小説
〜黒服の男より〜
これで、10人そろった。
選ばれしものの10人。
なぜ、選ばれし者なのか?
それは、このゲームが始まったと同時にわかることだから今は教えない。
ゲームは先が見えないからこそ面白いのだから。
これから5分経てば、ゲームは始まり、醜き人間が巻き起こす推理、心理のゲームが起こる。
各島でおこる事件。
これをどのように解くかは自分たちしだい。
私が答えを待つのは、チームワークというものだ。
別に、天才からきちんとした答えなんてもらわなくてもいい。
平凡な人間から答えをもらいたいのだ。
チームワークからできる答え、を。
「わくわくするのは、久しぶりだな・・・」
私は、腕時計の針をじっと見つめた。
5分はあと少し。
ちくたく・・・
チクタク・・・
小刻みに刻む時間。
そして今、始まりの鐘が鳴った!
「さあ!選ばれし者のゲームの始まりだ!!」
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