[通常モード] [URL送信]

推理小説
雰璃 マコ&上原 玲
「はい!授業を始めるわよ!」
ここは、高校。
3-Aの教室である。
そして、授業を始めようとしている若い女性は国語の先生の霧璃マコ(きりりまこ)。
スタイルも良く、生徒には大人気。
しかも、真面目な上ツンデレという。
「マジ、あのセンセーいいよな!」
「私もあんなふうになりたいわぁー」
「はいはい!そこ!授業中に私語は慎みなさい!」
「へーーい。」
「あっ。センセー!うちの廊下に男ん人が!」
生徒が指さしたところに、男はいた。
黒い服を着て。
「……ちょっと待ってなさい。
私が帰ってくるまで、自習!!」
そういって、私は教室から出て男のほうへ向かった。
そこを、一人の男子生徒から見られているともしらずに。


「何の用?」
「…………」
「……黙りこまないでよ。
ここには誰も」
「いるんだよ。人が。」
「!!!!???」
そのとき、男が指さした場所がゆらぎ、一人の男子生徒が出てきた。
「ちっ!バレたか………」
「なっ!なんで、あなたがここに!!??」
「……君が上原玲(うえばられい)だね。」
「へぇー。知ってんの。俺のこと。」
「リストには載ってなかったが……付け足しておこう。」
「!!???待ってください!!
あの子をどうするつもりで!!??
まさか……!!」
「そのまさか……さ。
参加させよう……。ゲームに。」
「で………ですが!!」
「あーーも!!!センセー、そういうのいらないっす。
…………俺も混ぜろよ。」
「……構わん。」
「でも!!」

次の瞬間、空間がゆらいだ。

















そして、私達はあっというまに異世界へついた。

もどる?*もっと読む?*

11/14ページ

[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!