星屑の在り方
(銀魂/新八)刺激的な日常を求める
「くぁ〜あ……寒ィ」
「あ、お早う御座いますザビ子さん、今日も寒いですね」
「おう、はよう新八。今朝も寒い中ご苦労さん」
「はい、でも動いてればあったくなりますからね、平気ですっ」
「なんと。どれどれ……」
「へァッ!? ちょ、ザビ子さん!? な、なにしてるんですか!?」
「んー、暖かくなるって言ったからホントかなーって思って確認してんの」
「だ、だからって、その、な、なんで抱き締められてんですか、僕!?」
「それはだね、私が抱き締めてるからだよー、あ゙〜温い……」
「みなまで言わないで下さいよ!! ちょ、なに人で暖取ってるんですか!?
はーなーしーてーくーだーさーいー!!」
「ちょ、暴れんなって、バランス崩れ………うぉ!!??」
「え、…………うわ!?」
「い、つゥ────────…………おい、大丈夫か、新八……」
「ぅ、いてて……はい、なんとか大丈────────ぶゥ!!??」
「え、いや聞いてどうす────おぉ、凄い体制だな、これ。
うん、大丈夫じゃないな、主に新八くんが」
「すすすすスイマッセン!! うわわわイマスグ退きます、すみませんんんんん!!」
「馬乗りになった位で慌てんなよ新八ぃ、顔真っ赤〜」
「ぎゃー! そんな生々しい感じに言わないで下さいよザビ子さん!!」
「生々しいって……そうかなぁ……騎乗位って言うよりマシじゃないか?」
「はぎゃーーーーッ!!!! な、なんて言い方すんですかァァアア!!??」
今時珍しい純情純潔ボーイめ!
「────玄関先でなァにヤってんだ、お前ら……」
「察しろ銀時ちゃん、空気を読めお前なら出来る筈だ」
「違います、違いますから銀さん誤解しないで下さいィィ! 姉上にだけは連絡しないで下さい、その受話器を降ろして下さいぃ!」
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