星屑の煌めき




(銀魂/沖田)なってみよう!〜筋肉痛篇〜




「ぐあああああ…………マジ痛い、なにこれ痛い。あれちょっと待って痛くないかも? あ、嘘やっぱ痛い」

「なんだ、元気じゃねぇかィ」

「馬鹿野郎、これのどこが元気なんだっつーの」

「俺ァ、てっきり死んだのかと」

「誰だよそんな誤った訃報を流した奴、私はまだまだ現役じゃボケェ!」

「まあ、流したのは俺なんですけどね」

「死ねよ沖田」

「お前がなァ」

「だが断る。たかだか筋肉痛ぐらいじゃくたばらないっつーの」

「くたばらねぇが、動けないのはどこの間抜けの話かねぇ、ザビ子?」

「土方さぁぁぁん、沖田の給料を全額私にくださぁぁぁい」

「身体弱い癖に無理に鍛えるからでさァ、自業自得って言葉知ってっか?」

「いやぁ、だってちょっと楽しくなってきちゃって……己れの限界に挑戦したくなったというか、気持ち良くなってきたというか?」

「ザビ子、お前マゾだったのか……」

「違ェよ、そしつあからさまに引くな、その右手に携えたメガホンを捨てろ」

「『えー、皆聞いてくれィ。副長補佐のザビ子はー』」

「止めろっつってんだろうがこのクソガキャァァアア!!」

「おっと。いきなり飛びかかってくるなんて危ねーですぜザビ子、つか元気ハツラツじゃんよオメー」

「そりゃあね、どっかの誰かさんのお陰で飛びかかる元気は戻りましたよ……ちっくしょ、不随筋が変な動きしたもんだから、超いッてぇ」

「はっはっは、ザマァねぇなザビ子。阿修羅ザビ子の異名は伊達じゃねーってトコ、見してみろィ」

「ぐぬぬぬぬぬ〜、ムッカツク!
頭キタちょっと本気でムカついた手加減なんてしないよ。
良いか沖田、手負いの獣にちょっかい出すとな────────殺されっちまうんだぞ」

「ッハ、上等だよザビ子。殺れるモンなら、ヤってみなァ────────……!!」









































「場所を選んで暴れろ馬鹿共!!」

屯所半壊、敷地内爆発、重傷者十余名。
















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あきゅろす。
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