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特別企画
15


「は??何で??」


いや、だから、当初の予定では夢落ちにするつもりで始めた話でして……


「……そうじゃねぇよ。何で俺らがお前の都合に合わせてやんねーとならない訳?」



あぁん、ぶれない俺様っぷり。

と、とりあえず、
『夢の中だよ』ってごまかしが効かない状況で色々させる訳にはいかないんですよ。

クリスマス企画ってことで特別に、本編関係ないところでコスプレ悠紀仁見せてあげたんだしこの辺で勘弁してくださいよ……


「……関係無いならいいだろ。」

「折角『特別企画』なんだし。」



……っ人の言った事の端々揚げ足取りやがって……!

このままワガママ言うならこっちにも考えが「オイコラいつまでもうだうだ言ってっと、今すぐ生徒会の全員叩き起こして来て収集つかなくさせんぞ。」



……頼むから止めてくれ。
そんな状況、どうやって収束させればいいか……


「じゃあOKだな?」


……あぁ、もう(何でも)いいよ。


所詮我が身じゃないし。


……終わった後記憶書き換えてやる……(ボソッ)




「あ??何か言ったか?」


いや、何でもっ!
と、とりあえず私は一旦退散するから。

あ、日が昇る前に終わらせてね。



「……後1時間無いじゃねぇか。」


しょうがないじゃん。悠紀仁6時半に起きるんだから。

つじつま合わせする時間も考えるとそのくらい必要なの!



タイムリミットの配分とか、その辺二人で話し合ってよ。時間配分。



じゃ、また迎えに来るから。




……正直、もう疲れたんで勝手にやってください。
本番以外なら好きな事していいから。


「……好きな事?」


あ、悠紀仁に痕残すのだけはダメね。後……この悠紀仁は酒飲ますと言うこと聞くから。



酒盛りしてたみたいだし調度良いか。

一応カルーアのボトル置いてくんで。甘いのが好み……ってのは言わなくても知ってるか。



それじゃ、GOOD LUCK!!


……悠紀仁。

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