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純情boogying

 


「じゃあその借りは……返してもらおうか。俺の言うこと聞いてもらって。

ちゃんとお前の実力に合う学校に行け。

これが俺の出す条件だ。」


『…………ッ、』


「ガキなんだから、大人の言うこと聞いときゃいいんだよ。
分かったら返事する。ハイ。」

『……りがと、ございます……』

「あι
馬鹿、オイ泣くなよ俺がいじめたみてぇじゃねぇかι」

『……ッ、なさいッ……』


「うぁぁ、も、……泣き止め、な?」


ただただ無言で頷くしか無くて、頭を撫でられるその手と和子さんが被ってまた涙が出て来た。


南さんが慌ててまた俺を宥めに、抱き込んで撫でてくれる背中に安心感を覚えて『ありがとう』を連呼しながら南さんに縋り付いてしばらく泣いていた。

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