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純情boogying
何で、か?
 

Vnenouvelle famille,Ma place.

【新しい俺の居場所。】




『あ、あぁ、……もう、俺、ホール行ってる!!
開店すぐだし!!じゃ、じゃあなアキ!!』



バタン、と不自然なくらい勢い良く店長室を出た。



まだ、顔が熱い。




あんな、ちびでブサで眼鏡の……どこに、あんな、……可愛い、とか……


酒の席でさんざ臭いセリフぶっこいてる俺が?
あんな……ガキの感謝の言葉くれぇで……?


こんな、マジで嬉しい訳……?顔赤くなるくらい?


……最初、仲間意識だった筈なんだ。って言うか、途中までそうだったんだ。



俺は、ただ親父に殴られて蹴られて毎日死んだように過ごしてたときあんなに強く無かった。
あんな、がりがりに痩せてて、それでもしっかり自分の事見失わまいと踏ん張ってるアイツを、ちょっと……助けてやりたかっただけなのに。


誰も救いの手を延べてくれなかった過去の自分への救済と被せていたところもあったけど。


俺に、迷惑かけたく無いって。


あんなちっちゃな親切にぽろぽろ泣くほど恵まれてなかった人生送って来たアイツを
あんなガキには想像つかないほどの額であろう借金も、誰にも甘えようとしなかったアイツをスゲェスゲェ守ってやりたくなって。



すっぽり腕の中に入っちまう小さい小さい体も感激屋な所も全部。

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あきゅろす。
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