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純情boogying
幸せすぎて死ねる
 



『…………』

「……ジン?あの、ダメだったらい『ダメな訳ないだろ。』

「ホントに……?」


ちょっと赤いほっぺのまま、楓が少し恥ずかしそうに俺を見上げる。
あぁ、なんで、こんなに可愛いんだろう。……昨日あんだけヤリまくったのに、ちんこ勃ちそう。


『マジマジ。
体中舐めた後に楓のちんちんいっぱい可愛がってあげるから。お尻の穴もぬるぬるにしながらぺろぺろしちゃおうね。
……楓が、もうやめてって言っても舐めるの止めてあげない。』


意識して唇を舐めた舌に、楓の視線が集中するのがわかる。
軽く目を閉じたようにとろんとした表情をして、吸い寄せられるようにそのまま楓が口づけてきた。

「……治ったら?」

『うん、治ったら。治ったら、また昨日みたいにいっぱいえっちなことしよう。

……だから、医者呼ばなきゃだろ?今電話してくるから。』

ちゅっ、とおでこに音を立ててキスをしてから楓をベッドにそっと寝かせた。


あぁ、もう、素直になってくれる理由がエロ可愛すぎて……叫びたい。変な声出しながら壁でも叩かないと楓の可愛さを消化できなくて辛い。

俺とえっちなことしたいから早く治したい、だなんて……なぁ?
マジ……俺幸せ過ぎて穴という穴から何か出そう。




ふぅ、とニヤける顔を戻さないままプライベート用のスマホを胸ポケットから取り出した。

そのまま、反対の手で入口横の壁についてるエアコンの設定温度を上げて画面に視線を戻す。


上村英典(ウエムラヒデノリ)、いた、金さえ払えば何時でもどんな場所にも来てくれる便利屋扱いの医者。
ちなみにうちの店に予防注射打ちに来てるのもコイツ。

俺は病気をしねーからあんまり世話にならないが、他のヤツらは普通の病院が開いてないような深夜、早朝に崩しかけた、或いは完全に崩れた体調をどうにかするため結構お世話になってるらしい。
俺は風呂に沈めた客がそれでちょっと頭おかしくなったとき、店に来て暴れて血が出るくらいに強く腕に噛み付かれて……それで縫ってもらったくらいかな。

縫うときは麻酔効いてたからどうってことなかったけど(もちろん注射は顔を背けた)抜糸が痛かった。
なんだアレ。糸取るとき麻酔かけねーとか聞いてねーぞ。

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あきゅろす。
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