極楽蝶華 シアワセ。 □■□■□■□■□■□■ 俺のコーラ、と…… ユウの、珈琲。 甘め、つってたから砂糖は6個。 飽和融解量をとっくに超えた砂糖が、珈琲に溶け切らずカップの底でスプーンに当たってじゃりじゃり音を立てた。 ……ちょっと熱い、かな? 温度を確かめるためカップの縁に充てた指の背を引いて、冷めるまでの時間潰しに食べるであろう角砂糖をソーサーの上にぽこぽこ並べた。 ……さっき、 「熱いもんでも飲んで気ぃ紛らわさなきゃ、収まんねぇよ」 って…… ヤバィ、そんな感じちゃったの? 俺……超嬉しいんだけど……ッ 今、スッゲェ上機嫌……だし。マジ、ユウ可愛すぎ…… あんな感度良くて、ホントにヤル事になったら……も、どんぐれぇ可愛くなっちまうんだろ……? ぜってぇ……無理。 可愛いスギ。超好き。 ……てゆーか、昼のユウが……既に、可愛すぎて無理。 気持ち良くなると……あんな可愛くなんの? ヤベ。 月曜はもっと気持ち良くしたげるよ♪ 「あ……あの、」 [*前へ][次へ#] [戻る] |