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極楽蝶華
やせいの 先輩がた に そうぐうした!




「……んの?なぁ!!彰!!」


『う、わ……な、何。』




今は寮への帰り道。



会長、副会長×2、獅子緒先輩……に悠紀仁、という非常に有り難くない取り合わせの中なるべく存在を消して……悠紀仁の事について考え事をしていたのでいきなり出された大声に少し反応が遅れた。


「何、じゃねぇーよ。
このまま俺の部屋で陸部の練習終わって誠達来るまでゲームしてよー、って。
どーせお前も暇だろ?」



……【このまま】?



『せ……先輩達、も?』



「うん。
なんかね、一緒に来たいって。」


何かね、俺がトリップしてる間に……そんな話出てたんですかやめてくださいホントにぃ!!


……今度は……不動もいない中、密室でこのメンバー……ッ!!(白目)




悠紀仁の後ろから、
「断ったら殺す」

の無言のプレッシャー×5……ッ!!




  たたかう

  ポケ●ン

  どうぐ

 ≫にげる



『あ……あ〜、俺、さ。
談話室の漫画……全巻読みたいのがあるんだ。
それちょっと読んでるから誠達来たらケータイ鳴らしてよ。』


彰はにげだした!!



「あ、マジで?
そーいや俺も読み掛けのあったから一緒に行くよ。




にげられない!!



「…………。」


『……ッ、……!!』



俊の【にらみつける】!!


こうかはばつぐんだ!!


彰は精神を擦り減らした!!




『やややや、やっぱ俺悠紀仁の部屋でゲームしに行くから……。』


「あ、そう?
じゃあ俺漫画読み終わったら部屋帰るから。」



うわそれ決定事項?!や、やだ……

怖い、ハンパ無く怖ぇぇ!!



おうち帰りたい……ッ!!

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あきゅろす。
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