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極楽蝶華
ロイヤルスイートルーム
『……わっ、』


自分の部屋から着替え取って来て、二階に戻ろうと階段に足掛けた所で俊が上がって来た。


荷物抱えて戻ろうとしてる俺を見て俊の顔に安堵が浮かぶ。


「……また逃げたのかと思った……。」


いやいや。
一人で使える泳げるくらい広い風呂を置いて逃げたりしません。



いやだってこの前軽く拉致監禁されかけたときにちらっと見たけど

『どこのスイートですか』

って聞きたくなるほどの物だった。
いやーあれはすごい。

大浴場も広かったけどさー。やっぱ風呂は一人でダラダラ入んのが一番楽しいじゃん?


もー今うきうきしちゃって『ひゃっほう!』って感じだよ。


ひゃっほう!!
(←自分ウザ)

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