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極楽蝶華
ある意味哲学
 






店舗へと一歩踏み入れると



「いや、だからさぁ?
人間って五感があるわけじゃん、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚。
視覚は絵画や彫刻、聴覚は音楽、味覚はグルメ、嗅覚は香水、みたいに他の全てにはそれぞれの【芸術】を極める道が太古から研究されてるだろ?
触覚だけにはそれがない、何故か?

それは、究極の【触って楽しむ】がそこらへんにゴロゴロしてるからなんだよ。人間は生まれたときから授乳によりおっぱいの素晴らしさを本能で理解してる。だから触覚に対しては芸術が生まれなかった……あるいは、存在はするけど知られてないんだよ。」


「いや、それでもおっぱいがこの世で1番柔らかいって結論は早急過ぎひん?」

「じゃあ、潤は空気や水の事を【柔らかい】と形容するか?
【柔らかい】には感触が軽ければいいってもんじゃない。適度な固さと弾力、流動性、その全てを兼ね揃えた【柔らかさ】がおっぱいなんだよ。」



そこではユウちゃんと関西弁の子がすごい真面目な顔をしてけんけんがくがくとおっぱいについて議論をしていた。

あっちゃんと、彰くん、誠くんは議論がヒートアップするにつれて要所要所で噴き出しながらとても面白そうに二人のやりとりを聞いている。


「いや、俺だってそりゃあ全てのおっぱいがパーフェクトな柔らかさを持っているとは言ってないぜ?
ただ、地球上にいる生命で授乳期以外にあんな柔らかな膨らみを保つ種はないんだぜ?まずそこが生命の奇跡だろ。
授乳しないのになぜ柔らかく膨らんだままなのか?
揉むためだよ。」

「確かにその理論で言うとおっぱいは人間と共に進化して、現在では揉むために常にその膨らみを常に維持してるのかもしれん。
でもゆきやんのそれは【おっぱい】に対しての期待感や【おっぱい】という存在自体への価値として揉む行為、強いてはその柔らかさへの過剰な評価に繋がってるようにしか見えへんねん。」


そしておっぱいおっぱい連呼されて不機嫌になってる回りの攻めs。そうよねぇ。付いてないもんね、君達。

机に突っ伏して寝れないしバストに合わせて服買うとウエストが緩いしブラは合うサイズが少ないしデザインも可愛くないし。
夏は谷間にあせもが出来るし肩凝るし
『何でおっぱいって取り外し出来ないんだろう……』
ってガチで嫌になるけど!


ユウちゃんがおっぱい星人であることを知った時には神に感謝した。
まさか谷間を見せて背中に押し当てるだけでコスプレしてくれるとは思わなかったぜ……正直……

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あきゅろす。
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