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極楽蝶華
夢オチだけは勘弁
 



「悠紀仁の声聞いて、……悠紀仁の顔見たくなっちゃって来てみたのに。
どーしてもまぜてくれない?
春日は良くて僕はダメなの?」


ヲイ何だそのいかにもな被害者面した傷心顔はよぉ。


「…………そ、うじゃなくて……」

「嫌ならそう言って?
黙ってるのは肯定と受け取るから……ね?」


相変わらず口上手ぇなアンタ。


イヤイヤ……俺も五十歩百歩な誘い方しましたケドね。


「春日と3Pかぁ〜……」


……コイツと3Pかぁ……


……まぁ悠紀仁が可愛いからいいや。



「何……ローションプレイしてたの?」

『悪ぃかよ。』

「悪いよ。……どうせすごく可愛かったんでしょ?」

『あーもーそりゃぁ……可愛かったよ。すげぇ。』

「……む か つ く。

ムカつくから僕も悠紀仁の事可愛くしなきゃ気が済まない。」


完全……悠紀仁そっちのけで話を進めてる二人。

悠紀仁は依然パニクったままこれから何が待ってるか解っていない。


「な、ぉせんぱぃ……何すんの?」

「悠紀仁の事可愛くするの。」

「……かわいくなんかなんないもん。」


……それが可愛いんだよボケ。
何なんだ、イッたばかりでぼーっとしてるのか知らねーが、ぽやんとした表情に舌ったらずな喋り方がもう可愛すぎて死ねる。
シャツのすそから見える、精液とローションにまみれててらてら光るピンク色のカワイコチャンも大分こちらの欲情をそそるが。


「悠紀仁は素直に声出してればいいんだよ。
ハイ、最初はここ。」
「っあ、」


背後から抱きしめる様に乳首を弄りだした奈緒。

それを見てむらむらしだしたわんこ。


前方から参戦。



「ンぁ、あ……あっ、くぅん、」

「気持ちイイの?」

「ん、うん、」

『悠紀仁、足もっと広げて。』


んー……っつーかこんなイイ思いしても良いんだろうか。

何秒後かに目が覚めたら布団の中とかだけは勘弁して欲しい。

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