版権 薬響さまリクエスト(盗賊に犯される薬馬/R18) 「で?オマエはどーすんだよ。あ゛?」 全身に色の入った刺青を施したの男等は薬馬の長い髪を手綱の様に引いて脂ぎった顔を卑劣な肉欲に歪ませた。 「なんとか言えよオラッ!!」 「…ッ!!」 正面に立つザンバラ髪の男が薬馬の腹に足をめり込ませた。 薬馬が吐きそうになるのを愉快そうに見て、しゃがみこんだ男の視線が顔色を無くす薬馬をなめ回す。 「なぁ、俺等に大人しくマワされりゃァ命だけは勘弁してやろーっつー話が聞こえなかったのか?ん?」 薬馬は体を無意識に震わせながらも毅然とした目で頭らしき男を睨み上げた。 「誰が…お前らの言うことなんか聞くかっ。すぐ俺の仲間が同心を連れてくるぜ。」 「10里も離れた寂れた村からか?ハッ、明日には来てくれるだろうよ。」 脂ぎった顔に勝ち誇った笑みを浮かべながら男は薬馬の長い髪を腕に巻いて捻り上げた。 「ッ…!」 頭皮が引き吊れる痛みに薬馬が顔をしかめると、男が仲間の破落戸達に顎をしゃくる。 「おい、お前ら。こいつ好きにしていいぜ?」 それに怒声のような野太い声が応じる。 「放せ!!触るな!」 群がる太い腕を振り払いながら声を張ってもガラの悪い男達はそれを楽しむようにニヤニヤと口許を肉欲に歪ませている。 「まぁまぁ姉ちゃん、なにも暴れなきゃ怪我させやしねぇよ。なぁ?」 「傷物にはするけどな!」 「ギャハハハ!」 下劣な笑い声を上げながら男達が薬馬のきつく締められた袴帯に手をかける。 払い除けようとしたが他の男に両腕の自由を奪われて身を捩る事しか出来ず、薬馬は奥歯を噛み締めて次々と衣服が剥ぎ取られていくのを見ているしかなかった。 腕に昇龍の刺青をした男が露になった薬馬の肩を形を確かめるようにいやらしく撫で回す。薬馬の左側にいる男は自らの獲物を誇示するように竿をしならせ自ら陰茎に血液を集めている。 「よぉ、そういゃあお前…名前は?」 薬馬の袴を剥ぎ、脛に手を当てている外射視気味の男がくちゃ、と嫌な水音を立てて口を開いた。 答える気はない、と薬馬が首を振って睨み付ければ、男は反抗的な態度に満足したようでまた嫌な音を響かせながら口角を吊り上げた。 「そうかい、じゃあ…肉便器ってのァどうだ?」 それを合図にしたかのように一斉に男達が薬馬に食指を伸ばした。 「止めろッ…!」 「やめろ〜!だァってよ!」 「ぶははは!目の前でチンコ擦ってる奴にそりゃ無理だ!」 必死で抵抗しようとするも全身押さえつけられていて身動きがとれない。 その薬馬の顔を掴み、昇龍の男が薬馬の口内に指を捩じ込む。咽頭に異物が入った事による激しい吐き気に嗚咽を漏らすと、その顔に嗜虐的な快楽の火を燃やして着流しの袷を寛げ、既に猛りを見せる陰茎を取り出した。 「歯ァ立てたら殺すぞ。お前もオトモダチもな。」 急に声を低くして脅すと血の気のない薬馬の口内に赤く勃起した陰茎を捩じ込んだ。 口内から鼻腔に抜ける不潔な臭いと唇に触れる陰毛がさらに不快感を煽る。 「ん゛ッ…んう゛ぅ…!」 「オラ、苦しいか?ん?」 涙目になって嘔吐しそうになるのを堪える薬馬とは対照的に肉欲の笑みを浮かべながら男が腰を揺らせて薬馬の咽頭深くに亀頭を突き入れ、顔を赤黒くして悶える薬馬を余所に己の欲を満たす。 「…くッ、あ゛っ…イクぜ?オラしっかり舌使えよ肉便器がっ!」 男はよりいっそう強く突き上げると、薬馬の口内に擦り付けるようにぐるりと腰を回して派手に射精した。 口から引き抜いた後も必死で酸素を求める薬馬に頭から白濁の残りを浴びせ、周りの破落戸達にも精を浴びせるよう顎をしゃくる。 ニヤリと笑った仲間達が呼吸を整える薬馬に自らの白濁を浴びせかけた。 髪と言わず顔と言わず熱い体液でどろどろに汚された薬馬が虚ろに顔を上げる。 「はっ、綺麗な面が台無しだなァ?」 鼻下にかけられた白濁がぼんやりと開かれた口に流れ込んで、口婬の名残と混ざり舌の上に苦いようなえぐいような不愉快な味を撫で付ける。 もはや抵抗する気力も体力も奪われた薬馬が意思なくそれを地に吐き捨てると、薬馬の足を撫でていた外射視の男が薬馬の大腿を鷲掴み、高く掲げた。 くぱ、と音を立てて開いた小さな蕾に婬猥な歓声が上がった。 「オイこれ初物か?」 「マジかようわキチョーじゃね?」 「処女卒業〜ってかぁ?」 「処女いいけど慣らすの面倒だぜ?」 「まぁそのままぶち込めばいいことね?」 「あーもうそうすっか。チンコ千切れそうになるけどな」 酒焼けなのかガラガラ声で下世話な相談をしながら男達が薬馬の顔に放った精液を指で拭い取り、人目に晒されたことのないそこに塗りつける。 「…っ!」 脳髄を走る違和感に薬馬がきつく目を閉じた。 陶器のような双丘を揉みしだかれ、陰部を何本もの手が蛞蝓のように這い回る。 もはや愛撫とは呼べない乱暴なそれに背筋がぞわぞわと犯されていく。 ザンバラ髪の男がおもむろに薬馬の脚を持ち上げ、自分の肩にかけた。 薬馬が驚く間に男は薬馬の大腿の付け根に自らの主張を押し付け始めた。 男は紫煙で黄ばんだ歯をちらつかせながら意味ありげな笑みを向ける。 「嫌だ…止、めろ…」 汚ならしい髪の間から喉仏が上下するのが見える。 「止めてくださいって言えたら止めてやるよ。ん?」 男は阿片でもやっているのか血走った目をしきりに微動させながらヤニ臭い顔を近づけた。 旅人を強姦するような卑劣な人間に屈したくは無かった。 しかし男達の異様な興奮ぶりはまともではない。ここで拒んで空やぽちに万一の事があってはそれこそ取り返しがつかない。 薬馬の下唇から鉄臭い紅が零れた。 「止め…て、くだ…さい。」 俯いた薬馬の頭に男達の笑い者が浴びせられる。 ザンバラ髪の男が薬馬の陰茎に擦り付けていた物を離して、精液を塗り込まれた婬蕾に亀頭を付けた。 驚きに肩を跳ね上げる薬馬の耳許に昇龍の刺青の男が低く囁く。 「止めろと言われて止めるわけねぇだろうが、バァカ。」 それを合図にザンバラ髪の男が薬馬の中に堅く勃起した陰茎を無理矢理突き入れた。 「あ゛ぁアアぁぁぁぁッ…!!」 「うぉ…きつッ…」 本来生殖器でない所に無理矢理異物を捩じ込まれ皮膚が引き裂かれる激痛が走る。 破落戸達の精液と傷口から溢れた血液を軟膏代わりにして男が腰を進める。 全身をビクビクと痙攣させる薬馬を愉快そうに見下ろして侵入を拒むそこに竿を全て埋め、薬馬の細い腰を掴んで激しく突く。 「…ッぁ…!!〜ッ…ぁぐ、!」 声も出せないほど乱暴に抱かれ、胎内に穢れた白濁を放たれた。搾り取るように数回腰を揺らし、男が出ていく。 ずるりと異物が抜け落ちていく感覚が脳裏に幾筋も引っ掻き傷を作った。 それから代わる代わる破落戸共の物を突き入れられ、痛みと屈辱に萎えた陰茎を食まれ、全身に歪んだ欲望を浴びせられた。 肉欲の赴くまま陵辱し尽くした盗賊達は使い終わった布切れでも棄てるように一瞥もくれず姿を消した。 薬馬はふらつく脚で川まで禊に来た。 まだ冷たいはずの水流もどこか他人事のようで。 水からでた身体が風にふかれているのも額縁を通して見たように不鮮明に揺らぐ。 虚ろな目で水面を見下ろし、両手で清水を汲み捧げるように高く掲げる。 手椀に湛えた水に写る朧月は いやにはっきりと輝いて見えた。 ――――――――――――――――――――――― 薬響さまリクエスト 盗賊に犯される薬馬 でした。 遅くなりました!!!!! ほんとすみません!! 言い訳すると数回完成して全消ししてました← 素敵リクエストありがとうございました! ご本人さまに限りお持ち帰り、書き直し要請OKです。 ←backnext→ [戻る] |