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以降は題名あんまり関係ない。






 また、いつもの朝がやってくる。

 また、いつもの昼が過ぎて行く。

 また、いつもと同じ夕暮れ道が。



 違うのは、
 見慣れた彼がそこに居たコト。























「おはようボス、スクアーロ」
「……」
「……」
「スックスクにしてやんよにしちゃうよ」

 寝転がるスクアーロに跨がってその長く美麗な髪を束ねれば顔を上げた。眠たげなのは仕方ない。昨日ぷ○ぷよ一緒にしたからなあ。

「ゔお゙ぉい止めろぉ!」
「おはようスクアーロ」
「…おう」

 目をぱちぱちさせてる彼に抱き着いて言えばすぐに顔を紅くするへたれ。本当に可愛い、可愛過ぎて二次元逝きたい。

「ボスはどうしよう」
「起きんだろぉそのうち」
「んー…」
「近付いたらやられんぞぉ」
「どっちのやるだよ」

 抱き抱えられ椅子に座らしてくれるスクアーロの頭を撫でてると撫で返された。

「思うんだけどね、」
「んん?」
「……、三十路の骨格じゃないよスクアーロとボス」
「褒めてんのか?」
「一応」

 言いたい事はそうじゃなかったけど二人きり(気持ち的に)の時に言うのは恥ずかしいから止めた。時間もそんなにないし、朝食作って着替えよう。
 あっしはスクアーロの髪を結んで、なに作ろうかと一方的なキャッチボールをしながら台所に並んだ。

「ボスまだ寝てるね」ヨーグルトをスプーンに掬い、横目にボスが埋まるベットを見る。「足おっきいなあ」
「あの身長だしな。俺もでけぇぞ」
「なに対抗してるんだよ」

 あっしは笑いながら副菜に箸を延ばした。
 結局ボスは制服着てる間も歯磨いてる間も起きなくて、

「でっかいナマケモノ」
「指差すな。オラ行ってこい」
「行ってきまーす」

 今日以降ボスを見る事はなかった。
 三次元の人間としては。













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