ここは流れに任せよう。
これは大打撃だ。
リボーンがこの世界から失くなってる? 何故? スクアーロが三次元にいるから?
スクアーロ一人でリボーンの他キャラ分の価値?
「有り得ないぃぃぃ!!!」
「ゔぉ?!!」
「いや確かにあっしはスクアーロ大好きだよ?!でもいくら何でもスクアーロ一人が骸や千種や正ちゃん達の価値に値する訳ない!」
「は、はぁ?!何か解らねぇがお前俺を貶してんだろぉ!!」
「当たり前じゃないか!」
「なっ…」
「あっしは黒曜大好きなんだよ!ヴァリアーも好きだけど、変態骸あってこそなの!」
「……」
「ヴァリアーの変態ってレヴィじゃない!あっしは美男の変態だから萌えるんであって、」
あれ? 何かスクアーロが体育座りして床に指で文字書いてね?
「ククク…俺は生きてちゃだめってか…俺に価値ぁねぇんだなぁ…ククククク」
え、ちょ、物凄く怖い。てか究極的に暗い!
取り敢えずこれあっしのせい((だよね))?
「ご、ごめんねスクアーロ。リボーンがないって事に興奮しちゃって…スクアーロに逢えた事はすっごい嬉しいんだよ?」
「……」
わ、上目であっしを見てる。気持ち悪…じゃない、可愛い((なんで気持ち悪いとか言いかけたんだろ))。
「それにスクアーロはあっしの中で一二を争う程好きだもん」
ん? 何で今好きのところが強調されたんだ?
ちょっと気になりながらスクアーロを見ていると俯く彼は「は」と高い声を出し、
「そいつぁ驚きだぜぇ!まさか俺を世界一好きな奴とご対面するとはなぁ!!」
え、あっし世界一とまでは言ってないよ。それに煩いんだけども。
まあスクアーロが楽しそうならいいか。
「でもスクアーロはどうするの?」
「ん゙ん゙?」
「ここの世界で」
「お前はどう考えてるんだぁ?」
「一緒に住もう!」
「な゙…っ!?」
キャラが逆トリしてきたら大抵一緒に暮らしてるし!
果たしてスクアーロは赤面した。
「ざ、ざけんなぁ!!」
そしてベランダから飛び降り、
「ちょ、ここマンションの七階いぃぃぃぃ!!!!」
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