小ネタ・超短編 試される愛 猿「お前さぁ…」 チィ「ん?」 猿「嫌いなものは、忙しいことと疲れることなんだよな?」 チィ「そうだよ」 猿「じゃ、食いもんで嫌いなものは無ぇんだな?」 チィ「まぁ、大体は食べれるよ」 猿「じゃ……これ、食べてくれるか?」 ドーンッと現れたのは、皿に盛り付けられた黒い塊。 チィ「……こ、これは?」 猿「………餃子」 になる筈だったもの。 チィ「も、もしかして……」 猿「……俺が作った」 ……………… チィ「(試されてるっ!俺の猿門さんへの愛が試されてるっ!!!)」 猿「……やっぱ、食べない、よな……」しょんぼり チィ「………いっ、」 いただきますっ…… その後、 ウパ「鍛練の時間ですよ〜」 チィ「今日は、もう、無理っ……」 ウパ「また仮病ですか?」 チィ「この顔色で、仮病って言っちゃう貴方は、鬼ですかっ……」 その直後に、猿門さんがすごく心配そうな顔をしてお薬を持ってきて、「あ、仮病じゃないんだ」ってその時思いました。byウパ [*前へ][次へ#] [戻る] |