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 ┗紅と白と


お久しぶりの女子会に参加している私、そう!鈴村紅子です!
女子会と言うもの、深夜近くになってくるとだんだんとえげつない猥談が繰り広げられるものですね…。もしかして、私達だけかもしれませんが。

だいぶ酔ってきた友人が突然に言い出すものなのです。

「アタシ、今の彼氏と相性悪いかもしれない…。」

「何?性格?いや、体の相性か。彼氏さん下手なの?」

ズバッと切れ味鮮やかに聞いたのは萌ちゃんこと、常盤萌木さんですね。
私はそんな話をポカーンとした顔で聞いております。二人とも…お、大人だなぁ…。

「そうなんだよね〜。ちゃんとココがイイとかソコはやめろって言ってるのに全然聞かないんだもん!大体が女の子の体をわかってないんだって!」

「あ〜わかる。ちゃんと開発してもらわないとこっちだって気持ち良くならないのにね。男は変な情報をすぐ鵜呑みにするから…。」

「……。」

「なんだい紅子ちゃん、この会話は刺激が強いってか?」

「…う、はぁい。」

何の話かついて行けてないのが現状ですよ!お姉さん!
か、開発?というか、彼氏さんにはそういうことって言ってもいいもんなの?私がそっち方面に疎いばかりなので、サッパリ話がわからんのですよ。

「あ、顔見てわかったわ。紅子、話がわかんないんでしょ。」

「…ずばりご名答です。」

「紅ちゃんはまだピュアなんだから!萌ちゃんもあんまりからかわないでよ〜。」

ウフフ〜などと微笑ましく話してはいるけれど、こやつら猥談になると止まらないんですよね!
蒼太郎といい、萌ちゃんといい、私の知り合いって何だかすごい…。


ところで、シロって上手なの?私はシロしか知らないし、好きだから気持ち良くなるものだとばかり思っていたけど…。


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あきゅろす。
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