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甘えたいときもある※18禁
ソウルはキスが好きだ。
ねちっこいのも触れるだけのようなのも全部。
今日もまたベッドで服を脱がしながらキスをしてくる。押し倒されて唇から首筋、鎖骨、胸、おへそ、足の付け根、指の先まで。
一回だけ聞いたことがある。
どうしてそんなにキスが好きなの?
そしたら黙って、じっと見られた後ほっぺにキスされた。
なんとなく分かったようで分かんない。まだまだあたしも子供だな。
その事を思い出してクスッと笑うとソウルがむっとした顔で見てくる。
「…んだよ集中しろよ」
ハイハイ。だから拗ねない、ね?
あたしはソウルだけを考えてたよ。
ソウルの首に両手を回し引き寄せてキスしてやった。
「…やるじゃん」
仕返しとばかりに今度はソウルが舌を割り入れてくる。
んっ、ちゅ、

キスだけで頭がクラクラしていると、両手はいつの間にかソウルに握られて、そのままピチャピチャと卑猥な音を上げて秘所を舐めてくる。
無意識のうちに腰を引いてしまうけど、両足をがっちりと掴んでソウルは離さない。
自分でも濡れてるのが分かる。慣れたといっても、やっぱりこの行為は恥ずかしい。
「マカ入れるぞ」
こくんと頷いたのを見たか見ないかの内にソウルのが入ってきた。
ズ、ズ、ズ
徐々に圧迫されるのが分かる。
「はぁ…はぁ…んっ」
最初はゆっくりだった挿入も、クチュクチュとした音と共に次第にジュプ、ジュプと湿った音に変わり、腰を打ち突けるスピードも早まる。
「マカ…すごくいい…」
ああ、その低音の声で囁かれると安心する。
ソウルも気持ちいいんだって。
「ソウル、きもちいっ…」ソウルの肩に置いた手に力を込める。揺さぶられる度に意識が飛びそうになる快感に耐えられそうにない。
自分の声じゃないみたいにただただ喘ぐ。
見るとソウルも辛そうにしていた。
限界が近い証拠だ。
「マカ…マカ、出すぞ」
「うんっ…あああっ!」
ドクドクと熱いものが中で放出される。
全て出しきってから、自身のものを抜いて荒い呼吸のままソウルが覆い被さった。
呼吸を整えていると、また身体中にキスの嵐。

「やさしいんだね…」
呟いた声にソウルが驚いた。
…自覚なかったのかな。
「バッ、バカなこと言うなよ」
照れた顔が妙にアホ面でプッと吹き出してしまった。
お互いに顔を見合わせて笑うと、いつまでもこんな時間が続けばいいなと思う。ね、ソウル?

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