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彼女はつれない女王様!




いきなり話を振られ、展開についていけてない春はなにがなんだか、さっぱり分かっていなかった。



ブンブンと、頭を大げさに振って違う違うと弁明している。


……しかし、聡明で名高い副会長様には分かっていた。



きっと、話したことを忘れているのだと。


お菓子に釣られ、お菓子を食べながら話したから内容まで覚えていないのだ。




「春」




「なんだ?」




「当分、アリスと藍月堂に行くことを禁止します!!」




「えぇっ!!?」




雷が落ちた時の衝撃を浴びたような、ものすごい顔になっていた。



ぷるぷると全身が震えだし、次にダーッと涙を流した。


そのままの状態で、秀暁に詰め寄りポカポカと胸元を殴る。




「なんでだよなんでだよ!!秀暁のバカーーっっ!!!」




「しばらくの間、新入生歓迎の行事や生徒会の仕事で忙しくなります。あなたも生徒会長兼、風紀取締役実行委員会会長として責務を果たしてもらわなければ!」





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あきゅろす。
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