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黒バス
まさいさんへ! 紫赤
なにもしていなくても汗が滴り落ちてくるような暑い日。
教室についているエアコンはもちろん風力最大でついていて快適に過ごせる涼しい教室。

「赤ちんぎゅー」
「なんだ?こっちに遊びに来てたのか。…ふふっ今日はいやに甘えん坊だな」
座っていた僕に後ろからおもむろに抱き締めてきた恋人の頭をぽんぽんと叩きながら笑いかける。

「んー…なんとなく甘えたくなるお年頃ー?」
首筋に顔を埋めて匂いを嗅ぐ敦に愛しさが込み上げてきて。
「そうか。僕もいまは敦の体温を感じていたい」
風口の真下にいた僕は風が当たりすぎて体が大分冷えていた。
だが、エアコンを止めてしまうと暑さが戻ってくるし弱めても他のやつらが煩い。
そんななか敦はほどよい温かさで冷えた体を温かくしてくれた。
「敦は暖かいな」
「赤ちんが冷たすぎるんだしー」
首の方に腕を回して再びぎゅっと抱き締められる。
「赤ちんをほかくいたしました!」
抱き締められたまま廊下に行くとむわっとした空気が押し寄せてきた。

「熱いな敦」
「赤ちんがつめたい」
ぶーたれる敦の腕を剥がしながら言う。
「次の授業が終われば部活だぞ」
あと少し。頑張ろうか。



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めたせこいあのまさいさんへの捧げ物です!
相互してくださって本当にありがとうございます…(泣)
これからもお願いします♪

まさいさんのみお持ち帰り可

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あきゅろす。
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