ストップ(連載2)
*
「あら…私の事を知っているのね」
当たり前だ…有名すぎて…
蘭咲親衛隊の隊長
「知ってます。大手ブランドメーカー社長のご令嬢」
「そんな事まで知ってるのね。それより忠告よ。お姉さまに失礼な態度をとった事を聞いたのだけれど本当だとしたらもうお姉さまに近づかないでくれるかしら」
偉そうに
俺はあんなオカマと関わる気なんか更々ねぇし
「当たり前です。俺は身分と容姿を分け前てますから」
「そう…なら結構」
秦優香は黒髪をなびかせて行ってしまった
「チキショー…何だよ…」
俺は女の子に強く言えない
どんなに相手の事がムカつこうとも
俺は親衛隊に目をつけられたのか?
どうしよう…って…俺は何心配してんだよ!
別にびびる事ないじゃん
関わらなければいいんだし
けど俺も態度が悪かったのは事実だよな
謝ってくるか…
俺は三年の教室に向かった
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