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「俺の名は陸道昴だ。俺が生徒会長になったからには俺のルールでいってもらう。ここでは俺が権力者だ」


驚いた…
見た目はクールで柔らかい雰囲気に見えたのに
声だってキレーな透き通る声をしていると思ったけど裏切られた

声めちゃ低い
地を這うよな低音ボイス


見た目では到底判断が出来ない俺様口調


俺が権力者って…
どんな偉い様だよ!
何て言うの、もう絶対命令みたいな?


会長の言いたい事だけ言っちゃいました!的な発言により幕を閉じた入学式

いろんな不安を抱えながら俺は寮へと足を進めた


「ねぇねぇ!さっきの会長と副会長どっちがカッコよかった!?」

突然聞こえた声に勢いよく振り返るとさっきの男の子がキラキラとした目で立っていた

うわ…改めて見るとめちゃくちゃ可愛い
栗色の髪に大きい目…
背も小さいな




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