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特別記念小説
二万HIT記念短編小説
デバイスルーム

RH《こんにちは。レイジングハートです》

BA《バルディッシュです》

K《ケルベロスです》



〜デバイス達の雑談〜


RH《バルディッシュ》

BA《何ですか》

RH《思えば貴方との付き合いも長いですね》

K《どれくらいですか?》

BA《初めて会った時は意識しなかったが、十年になる》

K《随分長いですね》

RH《元はマスター同士敵対してましたね》

BA《今は仲が良くていいが…》

K《不満そうですが?》

BA《多少あります》

RH《珍しい。どのような不満が?》

BA《今のバリアジャケット。服にマントじゃないか?》

K《そうですね。普通では?》

BA《昔のスク水の方が好みだったのに!》

RH《落ち着いてくださいバルディッシュ!勝手にザンバーフォームにならないで!》

K《危ない危ない…》

BA《……すまない》

K《というか、仕方ないのでは?》

RH《何故です?》

K《まさか十九にもなってスク水姿のままなのはさすがに恥ずかしいかと》

RH《それもそうですね。海ならまだしも》

BA《羞恥心の問題か》

K《そういう事。いつまでザンバーフォームでいるのです?》

BA《これは失礼》

RH《不満と言えば私も一つ》

K《無さそうに見えますが》

RH《小耳に挟んだんですが、マスターを『魔王』だの『冥王』と呼ぶ方々が居るらしいです》

K《…高町なのはでしたか、貴方のマスター》

RH《正直、心外です。マスターは魔王でも冥王でもありません!》

K《マスター思いですね》

RH《悪魔です!》

K《訂正します。貴方は酷い》

BA《それなら納得だ》

K《何故?》

BA《昔の話だが……》



〜昔話中〜



K《なるほど、確かに悪魔ですね。でもそれは実力です》

RH《生粋の魔導師としては文句ありません》

BA《こちらも。ケルベロスはどうなんだ》

K《私は別に》

RH《今のマスターに文句は無いと?》

K《後にも先にも、今以上のマスターはいませんよ。多少乱暴で不器用ですがね》

BA《何か不満は?》

K《……………》

RH《あるんですね?》

K《一つだけ》

BA《どんな》

K《もう少し素直になってもいいと思うんです》

BA《…………》
RH《…………》

K《間違ってますか?》

BA《正しいと思う》

RH《同意です》

K《そうですよね》


RH《それにしてもバルディッシュ。貴方はレバ剣との仲はどのように?》

K《レバ剣…》

BA《あまり話さない。マスター同士は良く話す。そちらもアイゼンとはどうなってる》

RH《同じです。マスター同士仲良くしてますし》

K《仲が良いようで羨ましいですね》

RH《ケルベロスは……聞くまでもありませんでしたか。すいません》

K《いえ、お構い無く》

BA《社交性に問題ある》

K《昔はそうでもなかったのですが》

RH《信じられません》

K《失礼ですね》

BA《予想出来ない》

K《酷いですね……》

RH《ですが信じましょう。貴方のマスターはともかく、貴方は良い人(?)ですから》

BA《信じよう》

K《ありがとうございます》

RH《…そろそろ時間が近づいて来ましたね。何か一言を言いましょうか》

BA《今回我々がこうして集まれたのは来てくれた皆のお陰です》

K《これからもよろしくお願いします。私のマスターは不器用ですが悪い人ではありません》

RH《皆様の来訪をいつでもお待ちしていますよ。私達は頑張ってますから応援をよろしくお願いします》


K《それでは…》

BA《別れの挨拶は全員で…》



RH《そうですね。次回からの物語に!》


RH&BA&K《ドライブイグニッション!》

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あきゅろす。
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