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Break S.Novel
ツッコミ検定@
「第一回! 連想ゲーム大会ー! 進行は俺、ロン・ツァイシェルがお送りします。
 早速ですが参加者の紹介を。まずはコイツ、暴走特急24時。マスター・ハーベルグ」

「うぃっす」

「続けて未確認生命体馬鹿、スロウド・マクウェル」
「ウェイ!」

「無慈悲で無愛想で無表情で無遠慮のロイ・ゼロウィルグ」
「頼もう」

「ちっちゃいけれどハイスペック、レイヴン」
「よろしくー」

「平凡主人公、紫乃原藍紅」
「紹介すら平凡過ぎて泣きたい」

「笑顔の裏で画策中、井戸河黄泉」
「よろしくお願いします」

「ラスト。ポジティブ系ヤンデレ幼女、神谷雷。以上です」
「バリバリー♪」

「ゲームの説明する前に、なんだかもう嫌な予感しかしねぇよこれ! お題から連想出来る言葉を手元にあるフリップに書いて、俺がツッコミ入れるという立案者の悪意しか感じない。第一回のお題は二つ、まず一つ目こちら!」

お題『スリップ注意』

「こっから何か連想して書いてくれ。…………まぁ今さらだけどどんなとんでもない回答出てきても驚かないからな」
「今さらだなおい」
「そう思うならまともな回答書けよマスター! まずはロイから」

「……何故に」
「一番当たり障りの無い回答だと信じてる。回答!」

ロイの回答
「フリップ注意」

「手元のそれはなんだぁぁぁ! 次、スロウド!」

スロウドの回答
「ストリップ注意」

「この変態めが! どこの世界にそんな看板あんだよ! 裸族か! 次はマスター!」

マスターの回答
「フィリップ注意」

「誰だぁぁぁああああ!」
「二人で一人の」
「仮面ライダーか! 誰か翔太郎呼んでこい! レイヴン!」

レイヴンの回答
「えっとねー、スリッパ注意」

「マスターの後だと所長を彷彿とさせる。スリッパがなんだ、どんな注意しろってんだ! 次、紫乃原君!」

藍紅の回答
「スッパ注意」

「スロウドと同レベルの脳ミソだな!? 青春満喫しとけ! 井戸河君!」

黄泉の回答
「クリップ注意」

「安全ピンの使用を推奨する! なんか一番まともな回答をされた気がする。ラストは神谷ちゃん」

ライの回答
「リップ注意」

「唇ガサガサになるからちゃんと使うように! 塗りすぎ注意ってことならまだしも!
 えー、続けてこちら」

お題『落石注意』

「まー山道とかでよくある看板。気をつけてもらいたい、じゃあ一番は……やっぱロイで」
「また俺か……」
「またお前だ。回答」

ロイの回答
「隕石注意」

「ちょっと待てやこらぁぁぁ! 成層圏外からの落石注意とかどうしろと! その周囲立ち入り禁止にしとけ! 次はマスター!」

マスターの回答
「岩石注意」

「片付けろぉぉぉおおお! 注意、とかの前にまず片付けろ! 最近の役所は怠慢だらけだな! 次はレイヴン!」

レイヴンの回答
「落石中に」

「何をしろと!?」
「で、ストリップ注意の看板セット」

「命懸け過ぎるパフォーマンスとか誰もみねぇよ! そのまま地獄に落ちろ! 組み合わせんな! スロウド!」

スロウドの回答
「鉱石注意」

「なんか危険なのか!? その周囲で採掘すんな! 次、井戸河君!」

黄泉の回答
「普通ですよ? 落選注意」

「まぁ選挙活動とかだとそういうのは覚悟しないとね。だけど山奥にそんな看板いらんわ! 市役所とかにでも設置しとけ! 紫乃原君!」

藍紅の回答
「落石十字社」

「注意でも何でもねぇ! どこの秘密結社だそれは!? 格好悪いネーミングだな、改名しろ! トリは神谷ちゃん!」

ライの回答
「落石中」

「現在進行形かよ!」
「それで一方通行の看板付き」

「死ねと!? 落石を避けて走れとか何処の世界のチキンレースだ命懸け過ぎるだろそれ! 廃止しろ!」


次回に続く

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あきゅろす。
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