MAGICAL×BREAK R!
馬鹿とメイド
スロウドは散歩がてら休憩に公園へ立ち寄り、ベンチで平和を満喫していた。水分補給を終えて空き缶をゴミ箱にポイ捨て、歩き出す。市街地を抜けて商店街、更に抜けた場所で見知ったメイドを発見した。
向こうも気付いたのか、微笑みながらあらあらといった感じで会釈する。
「あら、ごきげんよう浅ましい雄♂豚さん。あの時以来私をオカズにハァハァしながら自慰行為を一人部屋で虚しく過ごす寂しい夜の中で偶然ですわね」
「ははは、黙りやがれ淫乱メス♀豚メイドが。顔を見るまですっかり忘れてたぜ、素っ裸でだらしない顔しながらいやらしい腰つきで誘った挙げ句絞り取りやがっちゃって」
通行人の方々が耳を塞いで目を逸らす会話をしながらスロウドはとある経由で知り合ったリリスと笑いながら話す。
「ここでお会いしたのも何かの縁ですし、ねぇ?」
さりげなく腕を組み、豊満に育った胸の谷間に挟み込んで誘惑するリリスにスロウドはしばしスケジュールを思い出した。
「特に予定ないし、付き合っちゃうぜぃ?」
「あら、ありがとうございます。それでは…」
「*おおっと*
すっぱでテレポートは勘弁」
「野外ですか、いやらしいケダモノなのね」
「まさか、白昼堂々そんな行為に及ぶ変態じゃないのぜ?」
そして二人がそれとなーく見上げた先にあるピンクの看板ホテル。指差しながら、歩き始める。
「イッちゃう? 奢るよ?」
「あら、当然イきますわ」
イントネーション自重するべきだ。道行く男性の歩き方が内股で前屈み気味になっている。
「お支払とご利用は如何しますか?」
フロントでの受付にスロウドとリリスは同時にカードを持ち出した。
『カードでフリータイム』
「はい、ありがとうございます。お部屋は713号室です。ごゆっくり」
なんで会員カード持ってるのかは秘密である。
「さーてと、シャワー浴びるならお先にどぞー」
「お先に、など謙虚に構えず一緒に如何?」
返答する前にスロウドの服をベッドへ置き去りにしてシャワールームで二人は手を繋いでいた。転位能力は便利だがすっぱになるのはいただけない。
「お背中流しますわ」
「そりゃどーも、おぅふやわらかぁ」
背中に押し当てられる柔らかい二つの山、泡立つボディシャンプーを胸で流しながらリリスは小さく喘ぐ。肩から手をなぞってスロウドの股間をさする。
「あら…準備万端みたいですね。口でいかが?」
「是非ともお願いするぜ」
「かしこまりましたわ」
回り込み、舌をなぞるように這わせて啣えた。ゆっくりと扱きながら裏筋を攻める。腰が抜ける感覚の快楽を味わい、リリスの頭を押さえると腰を動かした。
「んぶ、ん、ふぅ…!」
「人のことさんざん言ってくれた口にお仕置きじゃー!」
「んぅぅ〜〜!」
喉の奥まで差し込み、口の中を犯されてリリスの表情は段々惚けてくる。乱暴にされる位が丁度いい、啣えた熱い肉棒が震え、喉に流し込まれる精液を鳴らしながら飲んでいった。
「ん、ん、んくっ……ケホッ、随分溜まってらしたのね。最初からこんなに濃いのを出して大丈夫ですの?」
「大丈夫だ、無問題。ケダモノらしく我慢出来ないのでベッドに行こうぜウズウズ」
スロウドはリリスと体を流すと、タオルを巻いてベッドに押し倒す。わざわざ巻く必要があるのかと言われれば「脱がしたい。byスロウド」という変態心だ。
「マジやらしぃ体してんねーメイドの姉ちゃん」
「リリス、ですわ」
「精液吸血鬼ですねいただきます」
「あん……♪」
湯気で僅かに紅潮したリリスの肉体に手が触れる。タオルを取り上げると、一糸纏わぬ裸体で豊満に実った胸を持ち上げ挑発的な姿勢を見せられた。我慢ってなんですか。
「んぅ! そんな、乱暴に……」
「こんな胸見せられて我慢なんか無理!」
「ハァ、ハァ…んくぅ!」
「っとぉ。こっちも楽しませてもらうぜよ?」
スロウドの指がくちゅりと音を立ててリリスの中へ入り込む。滑らかに潤った熱い愛液で、あっさりと受け入れた指を舐めて見せ、今かと待つ肉棒をあてがう。
「エロゲ的なおねだりしてくれたら思い切り犯せそうだけど?」
「変態……今まで会った中でもそれなりのレベルよ。貴方」
「スロウドだぜぃ、覚えといて」
「そう。じゃあ……」
リリスは自分の手で入り口を広げて、胸を揉みながら息を荒げてリクエストに答えてみせた。
「スロウド、貴方の熱くたぎった肉棒を私の膣中に突っ込んでめちゃめちゃに犯してぇ! 我慢出来ない、止まらないのぉ! 早く、早く犯してぇ、貴方の肉棒でエッチしたいの!」
「うほぁ、燃えてきた」
「んくぅあぁぁ! キタ、スロウドのおちんぽ来てるぅぅ! 奥まで、私を犯してぇ!」
肉棒を一気に挿入し、子宮口まで貫く。コツ、コツと膣中で繰り返すキスにリリスは乱れる。きゅっと締めて絞り取ろうとする魔の誘惑は理解していても身体が求めるのだから抵抗出来ない。
「っ、はぁ! マジエロだねぇリリスさんは。今まで何人骨抜きにしてきたんだこのやらしぃ口で」
「数えて、ないわ! んぅぅ、はぁ! 胸、らめてぇ!」
「こんな揺れてたら揉みたくなるっての!」
「ビクビク、してぇ…射精しそうなの? 出してぇ、私の膣中まで全部犯して!」
「なら、遠慮なく膣内射精させてもらうぜ! 全部持ってけ淫乱メイド!」
抜ける直前まで腰を引き、ずるりと奥まで貫きながら射精する。子宮まで押し込まれる熱い感覚にリリスは軽く達してしまった。息を乱しながら、優しく包み込み唇を奪う。
「はぁ……ん、まだイケるでしょう?」
「おいおい、俺を誰だと思ってるん? 馬鹿代表ケダモノ筆頭のスロウドだぜぃ?」
「ありがとうございましたー」
その後、フロントから電話が来るまでスロウドはリリスを犯していた。無くなるまで絞り取られた割に元気そうに背伸びしている。
心なしかリリスの肌にツヤが出ているのは気のせいだろう。
「あー、腹減ったー!」
「もうこんな時間なのね」
「んじゃリリスさんまた今度機会があったら遊ぼうぜぃ」
「暇なら相手してあげますわ、膣内射精しか能がない変態さん」
「そりゃどうも。連絡先はこちらに頼むよ、精液タンクの淫らなメイドさん」
笑顔で別れ、スロウドは再び背伸びする。
「あー、腰イテー! もしもしマスター、飯奢ってー! お願いですから命だけはお助けを!」
〜あとがき〜
おい、どういうわけだこの文の量は!馬鹿、馬鹿ァ!スロウドの阿呆!
いや、馬鹿だけどさ。はい、今回は永瀬さん公認許可を頂いたR-18です。Hahaha、なんだコレは!(笑)
そして連絡先交換すんなスロウド
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