[携帯モード] [URL送信]

MAGICAL×BREAK R!
お風呂上がりの熱い夜
「ファルド〜♪ 何してる♪」
 勢いよく部屋に入り込むセインは風呂上がりなのか頬を赤くしてタオルを首に巻き、濡れた髪からは滴が落ちていた。

「なんだセイン。あーほら、風邪引くぞ? 髪梳かしてやるからこっちに来い」
読んでいた雑誌をテーブルに置き、手招きするとセインがファルドの膝に座る。首のタオルを取り、濡れた髪から水を吸い取ると櫛で髪の毛を梳かしていく。

「ね、ファルド。私時々…もっと触って欲しいとか思うんだ…」
 もじもじと太ももをこすり、セインがシャツの胸元を広げて見せる。完全に体を乾かしてない所為か、白いシャツに薄らと肌が張りつき、透けていた。

「どんな風に触って欲しい?」
「え…その…」
恥ずかしそうに口籠もるセインの胸に手を伸ばして触れる。僅かに体を震わせ、鼓動が手に伝わってきた。

「こんな風にか」
何も言わず、首を縦に振るセインの膨らみかけの胸をシャツ越しに撫でる。くすぐったそうによがる姿が愛らしくてファルドは少しだけ強く蕾を摘んだ。

「ふぁ…!」
「セイン、こっちに顔向けてくれ…」
唇を重ね、舌を絡ませる。そのままベッドに押し倒し、シャツを持ち上げて肌に直接触れた。

「ファルドは、ディードみたいに大きい娘が好き…かな?」
「胸は気にしないな」
ピンと勃つ乳首を舌で転がし、吸い上げる。スパッツを脱がすと濡れた下着が露になった。耳元に息を吹き掛け、囁きながら指でなぞる。

「なんだ、もう準備出来てるじゃないか…」
「ゃ…言わないでよ…ファルドのエッチ」
「そのつもりで来たセインの方が悪いと思うけどな」
下着を脱がせると愛液の溢れる秘部が晒された。ファルドもズボンと下着を脱ぐと、勃ったモノをあてがう。

「挿れるぞ…」
「ん…ぁ、んんッ」
 ゆっくり腰を沈めて奥まで押し込む。窮屈な膣が締め付け、それだけで腰が抜けそうな快楽が襲い掛かる。小さな喘ぎ声を上げるセインを抱き、何度も犯した。腰を上下に挿れる度に喘ぎ、徐々に激しくしていく。

「セイン、大丈夫か」
「ん、大丈…夫ゥ。中に出して、いいから!」
「なら、中に出すからなッ!」
「ぁ…ファルド、激し…!」
指を絡め、手を握るが力が入らない。セインはだらしなく惚けた表情で突き上げてくる快感に入り浸っていた。ファルドも限界が近いのか脈打ち、奥まで一気に押し込む。

「ッ──射精る、セイン!」
「ん、んぁぁ!」
奥に押し込まれ、子宮に注がれる熱い精液。セインの膣もきゅうきゅうと締め付け、ファルドから溢れだす精子を絞り取っていた──



「ぅ……」
 その一部始終を覗き見ていたノーヴェが廊下にぺたんと座り込んで自分の股に手を伸ばす。ぬるりとした熱い感触に顔を真っ赤にした。

(べ、別にセインが羨ましい訳じゃ、ない…のに…!)
糸を引く指を見て、荒くなった呼吸が更に悪化した気がする。気のせいだと、ノーヴェはそう思い込む事にした。



〜あとがき〜

ファルドじゃなんの捻りもない!(笑)

…純愛タイプならファルド。ちょっとマニアック向けはマスターかな?勿論この二人以外も対象内。
ちなみに、続きません。多分(笑)
需要があれば考えます。以上、リハビリ作

[次へ#]
[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!