柴田学級とは・・・
先ほどから「柴田学級」と言っていますが、さて「柴田学級」とは何なのか、それをざっと説明したいと思ってます。
柴田学級とは、担任の柴田先生を中心とし生徒３６名によって構成された学級のことを指します。
当時の柴田先生はまだ教師になったばかり。
色々と大変なこともあったが、俺は柴田先生で善かったという気持ちが紛れ込んでいる。
当時俺は毎日のように怒られた。怒るにしてもランクがあった。
平たく言えば、先生が誰を優先とするかだった。
そのランクを簡単に説明する。
林Ｈ（巨眼生命体）＞女子＞男子＞四人衆
というランク付けだった。
当然、四人衆が特に怒られていたわけだ。特にこの俺がね。
万が一、頂点に立っている林Ｈを怒る場合何らかの方法で林Ｈを防衛することとなる。
男子と女子を怒る場合は、女子の言い分を優先的に聞くというものだ。
そして、先生に反乱するときは男女で手を組んだこともあり、先生が泣くこともあった。
泣いている先生を見るのは何より快感だったが、今考えれば申し訳ない気持ちもどこかへある。
こうして、色んな壁にぶつかり、無事、柴田先生と卒業できたというわけだ。
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