死帳文
忠誠※




「ぅあっ‥あっ…」
「気持ちいい?竜崎の中ぐちゃぐちゃだよ。」
「そんなっ‥ンンっ…ふぁっ」


可愛い声。
僕の脳を支配出来そう。
君の可愛い啼き声が
とてつもなく好き。


「‥夜神くっ‥意地悪…しないでくださっ‥んんぅ」
「意地悪だなんてしてないよ?可愛がってるだけ。」
「やだあっ、声っ‥我慢できなっ‥ンンぅっ…ふ‥」



可愛い表情。
可愛い顔は、ずっと見てても飽きさせない。
僕は君のイヤらしく我慢してる顔がとてつもなく好き。


「僕のくわえ込んで離さないね。美味しいの?」
「変‥態っ‥ふぁっ…ぁっ」
「ヤラしい、竜崎。腰揺れてるよ?」
「うっさ‥ぁあっ‥イクっ…もうっ、ダメえっ‥」


僕は君を言葉で虐めるのも好き。
反応が可愛いんだもの。


「っ‥竜崎の中‥キュウキュウ僕の締め付けてる。」
「あっあっあっ‥んぁっ‥ひあっ‥出るっ…」
「うん‥。一緒に‥イこうか‥。」
「あぁぁあッ!!ひゃっ‥ふぁっ‥んっ…‥」
「…っ……‥」



僕達は同時に達した。
竜崎が涙を流して息を荒くしている。

‥ヤラしくて綺麗。
素直にそう思う。
全部が好き。
拗ねた顔も
泣いた顔も
笑った顔も‥
僕を夢中にして離さない。
―どうか離れることなど
どうかないように。



「っ‥夜‥神く…っ」
「‥ん?」


竜崎は僕の首に腕をまわした。


「‥甘えてるのか?」
「…………」
「可愛い」


僕は竜崎を抱き締めた。
髪を撫でて
甘い口付けを交わして。


「‥竜崎。」
「‥はい?」


僕は耳元で囁く。


「好きだよ、一生。」


愛の忠誠を。


「―‥私も‥好きです」


竜崎は顔を赤らめながら言った。





願えるなら
君とどうかずっと一緒に。





end





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あきゅろす。
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